株価は日々変動しているものですが、その変動させる要因の一つとして見逃すことが出来ないのが、為替レートです。ニュースなどを見ていると、1ドル90円などという為替情報を良く耳にするかと思います。ここでは円やドル、つまり通貨の価値を示しているものなのです。例えば、1ドル90円が100円に上がった場合は、ドルの価値が高まるとともに、円の価値が下がることになります。これを「円安ドル高」といいます。逆に1ドル80円に下がってしまった場合は、ドルの価値が下がるとともに、円の価値が上がるわけですから、円高ドル安となるわけです。この為替と株価は大きなかかわりがあります。円安ドル高になると、輸出関連の業種では非常に有利になります。日本円では同じ100万円の自動車でも、1ドルが100円と110円とでは海外で販売する価格が大きく変わるためです。輸出関連の業界といえば、先ほどの例に挙げたように自動車関連企業や電機製品を製造を行っている会社も当てはまるでしょう。このように海外でも商品販売を展開している企業が円安ドル高の際は有利になり、株価が上昇傾向になるのです。一方で、円高ドル安になると、海外から製品を輸入している業者が、より安く商品を仕入れることが出来るようになります。例えば、食品関連の会社もそれに当てはまるでしょう。また、海外旅行の際は円高ドル安の方がより安く海外に行けるため、旅行会社の株価も上がる可能性があります。このように、為替の動向によって、株価は上がる企業、下がる企業とそれぞれの特色に応じて二分されることになるのです。